2010年に設立された「HotForex」は、2022年5月よりブランド名を「HFM(HF Markets)」に変更しました。現在口座開設数は全世界で200万以上。多種多様な口座タイプ、豊富かつ豪華なキャンペーンが好評です。
会社概要
金融ライセンス
HFMの日本人アカウントの運営会社は、HF Marketsグループの子会社HF Markets(SV)Ltd.です。金融ライセンスは非常にマイナーな「セントビンセント・グレナディーン FSA」で取得しています。しかしHF Marketsグループは合計で5つのライセンス(SV、FCA、DFSA、FSCA、FSA)を取得しており、中でもイギリスのFCAは最も取得の難しい金融ライセンスとも言われています。グループ全体として見れば信頼性の高い企業だと言えるでしょう。業界関係者、ユーザーらが投票するアワードでも多数受賞歴があります。
メリット・デメリット
メリット
- 運営歴が長い
- 最大レバレッジ1000倍
- 業界トップレベルの1200以上の豊富な取引銘柄
- ボーナスキャンペーンが豊富
- リターン・オン・フリーマージン
- コピートレード可能
- NDD STP方式を採用
- スプレッドは安定
- MT4・MT5が両方利用可能
- 無料VPSサーバー
- ゼロカット採用
- ロスカット水準10%
- 入出金手数料がかからない
デメリット
- スプレッドがやや広い
- ボーナスを直接取引に使えない
- 日本語化が不十分
取引条件・ルール
豊富な取引銘柄
HotForexではFX銘柄を中心に商品展開されていましたが、HFMへのブランド名変更と共に、取引銘柄数は大幅に充足されています。通貨ペアは一般的ですが、その他CFD銘柄が非常に充実しています。株式やETFなど1200以上の銘柄を取引することができます。
ロスカット水準
最大レバレッジ1000倍
HFMは海外FXの中でも最高水準のレバレッジを提供しています。他の海外FX業者が概ね200倍~500倍程度であること比較しても、総じて高い水準であることが分かります。
口座残高が30万ドルを超えると、最大レバレッジが75倍に制限されます。
リターン・オン・フリーマージン
リターンオンフリーマージンは、2021年から新たに始まったキャンペーンです。口座開設・本人確認後に「ROFM専用ページ」の「ROFM獲得開始」をクリックすることで参加できます。以下の条件を満たした場合に、最大3%の利息が付与されます。
- 余剰証拠金1,000ドル以上
- 毎月5ロットのFX・貴金属CFDを取引
- 最低1つのポジションを保有
リターンオンフリーマージンで受け取れる利息率は、次の通りです。
新たに円建て口座にも対応
以前は円建て口座がなかったHFMですが、アップデートにより遂に円建て口座が提供開始となりました。円建て口座が利用できるのは、次の3つの口座タイプです。
- マイクロ口座
- プレミアム口座
- ゼロスプレッド口座
HFMへの入出金に使用されるMyWallet(myHF口座)も円建てで開設可能です。また、入金済みの既存myHF口座の通貨変更はカスタマーサポートに相談すれば解決可能になっています。
口座タイプ
口座タイプは4種類+コピートレード
セント口座の特徴
セント口座はロット単位がその他の口座の1/100(1,000通貨)に設定されているため、最小0.1ロット(100通貨)からの少額取引ができる口座です。最大レバレッジ1,000倍で取引すれば、僅か10セントの証拠金で取引を始められるため、「セント口座」という口座名が付けられています。また、取引手数料無料・最低入金額5ドル・ロスカット水準20%なので、初心者向けのとても扱いやすい口座です。ただし、取扱銘柄は通貨ペアと貴金属しか対応していません。
マイクロ口座の特徴
マイクロ口座は、最大レバレッジ1,000倍・最小取引数量0.01ロット(1,000通貨)・最低入金額5ドル・ロスカット水準10%なので、最も資金効率良く取引ができる口座です。取引手数料無料・キャンペーンも対象ですし、セント口座のように取扱銘柄や取引ツールの制限はないので、海外FX初心者にはオススメの口座です。ただし、最大取引数量・最大ポジション数が低いので、大口取引には向いていません。
プレミアム口座の特徴
プレミアム口座は、最大レバレッジ500倍・ロスカット水準20%なので、マイクロ口座よりもある程度資金が必要です。しかし、最大取引数量・最大ポジション数が高めに設定されているので大口取引に向いています。また、最低入金額は5ドル・取引手数料無料・キャンペーンも対象なので、オールマイティな使い方ができる口座です。
ゼロスプレッド口座の特徴
ゼロスプレッド口座は、スプレッドが最も狭い代わりに別途取引手数料が発生する口座です。トータルコストはHFMの口座の中で最もお得です。その他のスペックはプレミアム口座に似ていますが、最低入金額は200ドルとやや高め。また、口座開設ボーナスや入金ボーナスなど一部のキャンペーンは対象外です。
コピートレード
HFMでは「HFコピー」というコピートレードサービスが提供されています。コピートレードとはプロトレーダーの取引戦略を自分の口座に適用できる取引方法です。海外FX初心者でもプロトレーダーの取引内容をコピーできます。HFコピーでは、審査をクリアしたプロトレーダーをフォローすることで、コピートレードを利用できます。HFコピーは通常の取引口座ではなく、コピートレード専用口座を開設することで、利用できるようになります。
取引ツール
取引ツールはMT4・MT5
HFMでは取引ツールとして定番のMT4(MetaTrader4)と最新版のMT5(MetaTrader5)が両方使えます。現在、海外FXトレーダーの多くは依然としてMT4を使い続けており、高機能であるはずのMT5はまだまだ普及していません。MT5が普及しない主な理由は、MT4とMT5とではEAやインジケータに互換性がないためです。とはいえ、今後はMT5が主流になることは間違いないので、トレーダーはいずれMT5に移行せざるを得ません。そのため、業者がMT4・MT5を両方採用していると、少しずつMT5への移行準備を進めることが可能です。
会員ページにアクセス可能なオリジナルアプリ
MT4・MT5とは別に、iOS・Android端末向けのHFMオリジナルアプリがリリースされています。このアプリは、FX以外にも、商品・仮想通貨・株式などのレート・ニュースなど総合的な情報を一括してチェックでき、マイページにログインすれば入出金・アカウントの管理もできるアプリです。ただし、取引はプレミアム口座のみ可能・チャートは機能不足です。
無料VPSサーバー
HFMでは無料でVPSサーバーが利用できます。無料で利用するにはプランごとに決められた最低入金額をクリアするだけでOK。月額料金を支払えば誰でも利用できるので、約定スピードを重視する人や自動売買でEAを安定稼働させたい人は利用を検討してみても良いでしょう。
上級トレーダーツール12種類が無料
HFMは取引サポートツールも非常に充実しています。12種類の上級トレーダーツール、高機能インサイト、チャート自動分析ツールAutochartistが条件を達成していれば無料で利用可能です。
マーケット情報・教育系コンテンツ
各種マーケット情報などは、公式サイトから閲覧可能です。教育関連サービスとして「取引の基本・自習ビデオ」やビデオチュートリアルは日本語対応化されています。
日本語サポート
サポートは電話・メール・チャットの3種類です。日本人スタッフも在籍しており、日本語のカスタマーサポートに対応しています。
ボーナスキャンペーン
ボーナスキャンペーンが豊富
HFMでは、常時様々なボーナスキャンペーンが開催されています。HFMのボーナスの性質は、他の海外FX業者と比較して大きく異なるので注意が必要です。
ウェルカムボーナス以外はクッション機能がありません。クッション機能がないボーナスは有効証拠金に換算されないため「大きなポジションを持てるがロスカットされやすい」ということになります。ボーナスだけで取引をすることもできません。
ウェルカムボーナス
ウェルカムボーナスは、HFMの初回限定キャンペーンです。初回入金をした方が対象で、最大1000ドルの50%入金ボーナスを受け取ることができます。唯一のクッション機能付きボーナスです。
スーパーチャージボーナス
スーパーチャージボーナスは、入金ボーナスとキャッシュバックボーナスがセットになったキャンペーンで、1人1口座限定で受け取り可能です。キャッシュバックは最大8,000ドルの上限まで、1ロット当たり2ドルのキャッシュバックを何回でも受け取ることができます。スーパーチャージボーナスにはクッション機能がありませんが、ボーナスの出金が可能です。
クレジットボーナス
クレジットボーナスは、入金100ドル以上という条件付きで付与される100%入金ボーナスキャンペーンです。ウェルカムボーナスとの併用ができません。取引ロット数を満たすと、ボーナスを出金することもできます。
入出金方法
HFMでは2022年4月より、国内銀行送金による入出金が可能となりました。
HFMの入出金方法は、銀行送金とオンラインウォレット送金の合計3種類あり、入出金手数料はいずれも無料。また、HFMでは必ずお財布口座と呼ばれる総合口座とMT4・MT5取引口座との間で資金移動しなくてはいけません。一部の入金方法は日本円に対応していないのでご注意ください。
まとめ
HFMが向いている人
- 海外FX中級者以上
- 自動売買をしたい人
HFMが向いていない人
- スキャルピングをしたい人
- スプレッドの狭さを重視する人
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