海外FX業者:iFOREX(アイフォレックス)について解説します

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iFOREX(アイフォレックス)は1996年に設立され、日本人トレーダーから「アイフォ」と呼ばれ親しまれている老舗海外FX業者です。取引制限の多い業者ですが、初心者にとっては十分な取引条件・サービスを備えています。ボーナスキャンペーンも実施されているので、海外FXデビューにオススメの業者です。

iFOREX(アイフォレックス)とは

運営会社

iFOREX運営会社詳細

日本人アカウントの運営会社は、英領バージン諸島で法人登録している「Formula Investment House Ltd.」です。

金融ライセンス

取得の困難さが有名な英国領バージン諸島の金融サービス委員会(BVI FSC)の金融ライセンスを保有している点は、iFOREXの信頼度を裏付けていると言えるでしょう。また、キプロスの系列会社「Formula Investment House B.O.S. Ltd」では、厳しい規制と信頼性の高さで有名なキプロス証券取引委員会(CySEC)のライセンスを取得しています。

老舗海外FX業者

1996年の創業以来、2010年に発生したギリシャ経済危機も乗り越え、問題なく運営が続いてきた老舗海外FX業者です。

分別管理

iFOREXは、イギリスの「Mizrahi Tefahot Bank」にて運営資金と顧客資金分別管理を実施しています。顧客資金がiFOREXの運営資金に充てられることはありませんが、信託保全ではないので、万が一iFOREXが倒産した場合、顧客資産は全額返還されない可能性があるので注意が必要です。自己責任で利用しましょう。

信託保全とは

FX業者が倒産した際に、顧客資金を返還してくれる仕組みのこと。信託保全がある業者なら、FX業者の経営が破綻してもトレーダーの資金や利益は保護されます。

取引条件

口座タイプは1種類

現在、iFOREXの口座タイプは1種類のみです。

iFOREX口座タイプ

最大レバレッジ

レバレッジは海外FX業者にしてはやや低水準400倍ですが、iFOREXには口座残高によるレバレッジ制限(ダイナミックレバレッジ)がないため、口座残高が高額になってもレバレッジが低下しないという点は大きなメリットです。

取扱銘柄は900種類以上

iFOREXは取扱銘柄の幅がとても広く、海外FX業者の中でもトップクラスの多さです。通貨ペアは89銘柄、株式CFDは697銘柄、貴金属・エネルギー・商品・株価指数・ETF・仮想通貨などのCFDも取扱っており、さまざまな銘柄を1つのプラットフォームで取引できます。

ロスカット率0%・ゼロカット採用

iFOREXはゼロカットシステムを採用しており、ロスカットが間に合わないほどの急激な相場変動でマイナス残高が発生しても追証を請求される心配がありません。また、マージンコールがなく、ロスカット率は0%です。口座残高を全額利用して、ロスカットに耐えることができます。

ロスカットとは

FX業者が定めた証拠金維持率を下回った際に、強制的にポジションが決済されること。

ゼロカットシステムとは

口座残高を上回る損失額が生じた場合に口座残高をリセットしてゼロに戻すシステム。一方、追証とは口座残高では補えない損失額の分を追加支払いすること。

スプレッド水準

iFOREXは以前まで固定スプレッド制を採用していたが、2018年より変動スプレッド制へと変更されました。また変動スプレッドへの変更に伴い、スプレッド値が大幅に狭くなっています

スワップポイント

iFOREXには、スワップ狙いのトレーダーも多くいます。スワップポイントの付与タイミングは、日本時間の午前6時 (サマータイム中のみ、日本時間の午前5時) です。また土曜日の早朝は、3倍分のスワップポイントが付与されます。

スキャルピング・自動売買禁止

海外FX業者としては珍しく、iFOREXではスキャルピングが禁止されています。スキャルピングの定義は「1日に10回〜数百回に及ぶ取引」です。短期売買にはかなり厳しい業者です。また、iFOREXは裁量取引専門業者なので、自動売買も禁止です。APIや自動クリックソフトといったプログラムの使用も禁止されており、常に厳しく監視されているので注意しましょう。口座凍結される可能性もあります。

入出金方法

入金方法

iFOREXへの入金は、いずれの方法でも手数料がかかりません。ただしbitwalletや海外銀行送金などを利用すると、手数料が別途発生します。

iFOREX入金方法

出金方法

海外銀行送金以外では、iFOREXからの出金にも手数料がかかりません。ただし、クレジットカードへの出金は、クレジットカードでの入金額までです。つまりクレジットカード出金では、利益分の出金はできません。また、銀行送金の場合は、銀行で手数料がかかります。

iFOREX出金方法

iFOREXから出金する際には「出金依頼書」が必要です。

取引ツール・サービス

独自の取引ツール「FXnet Viewer」

iFOREX独自の取引ツール「FXnet Viewer」

iFOREXの取引ツールは、独自プラットフォーム「FXnet Viewer」のみです。インストール型とWebブラウザ型の2種類があります。MT4・MT5は利用できません。非常にシンプルで使いやすい取引ツールです。Android・iOSに対応したスマホアプリもリリースされています。操作感が不安な場合は、デモ口座を開設して無料で試してみましょう。

教育系コンテンツ

独自プラットフォームからは、初心者用のビデオレッスンにもアクセスできます。

iFOREX教育系コンテンツ

日本語サポート

iFOREX日本語サポート

カスタマーサポートの窓口は、電話・メール・チャットの3種類です。日本人スタッフによる丁寧なサポートを受けることができます。

まとめ

メリット

  • スプレッドが狭い
  • スワップポイントで稼ぎやすい
  • 口座残高によるレバレッジ制限なし
  • ロスカット率0%
  • ゼロカット採用
  • 取扱銘柄が豊富
  • 教育系コンテンツが充実
  • 独自ツールが使いやすい
  • 安定した運営歴
  • 日本語サポート万全

デメリット

  • 口座タイプ1種類
  • 顧客資産の管理は分別管理
  • 自動売買に非対応
  • スキャルピング禁止
  • MT4・MT5が利用できない
  • 信託保全がない
  • 約定が遅い
  • スリッページが多い
  • 出金手続が面倒
  • 明言していないが、DD(ディーリングデスク)方式を採用

iFOREXのポイント

  • 信頼性の高い老舗海外FX業者
  • 口座残高が増えてもレバレッジが低下しない
  • ゼロカット導入で追証の心配不要
  • ロスカット水準0%
  • 取扱い銘柄数は業界最多水準
  • バイナリーオプションができる
  • 裁量取引専門業者

1996年の設立以来、安定した経営を続けている老舗海外FX業者です。

iFOREXが向いているトレーダー

  • 海外FX初心者
  • 取引コストを抑えたい
  • 少額投資で大きく稼ぎたい
  • なるべく粘った取引をしたい
  • 中長期で取引したい

iFOREXが向いていないトレーダー

  • スキャルピング取引がしたい
  • 自動売買がしたい

 

海外FXとは、日本国外に拠点を持つFX業者(外国為替証拠金取引の仲介業者)のことを指します。「どの海外FX業者を利用したらいいのか分からない」という方のために、最新のおすすめ海外FX業者をランキング形式で紹介していますので合わせてご覧ください。
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