AXIORY（アキシオリー）の特徴まとめ

AXIORY（アキシオリー）は2011年にサービスを開始、海外FX業者の中でも屈指の透明性の高さを誇ります。派手なボーナスやキャンペーンはありませんが、高い約定力と業界最狭水準のスプレッドでスキャルピングトレードに最適な海外FX業者です。

会社概要
口座タイプ
1. 口座タイプは4種類
取引プラットフォーム
1. 取引プラットフォームは3種類
取引条件
日本語サポート
入出金方法
1. 入金方法
2. 出金方法
キャンペーン・ボーナス
まとめ

会社概要

運営会社

AXIORYの運営会社は、カリブ海諸国ベリーズに本社を構えるAxiory Global Ltdです。

ベリーズ

会社設立費用が安い
タックスヘイブン（課税免除や軽減が行われている国・地域）

というメリットがあることから多くの企業がベリーズで法人を設立しており、オフショアとして一般的な国です。

金融ライセンス

AXIORYはベリーズにあるベリーズ国際金融委員会（IFSC）で金融ライセンスを取得しています。ややマイナーですが、AXIORYが取得しているライセンスは、カテゴリAに所属しており、損害の保証がついているものです。また、AXIORYが敢えてベリーズの金融ライセンスを選んでいるのは、日本の金融庁からの圧力を受けにくくするため、という理由があります。

AXIORY役員陣

海外FXの会社では珍しく、公式サイトでは役員陣の顔写真とプロフィールが公開されています。

資金管理方法は信託保全を採用

AXIORYはトレーダーの口座資金を信託保全と分別管理によって保護しています。海外FX業者で信託保全と分別管理を行い、さらに公開までしている業者は非常に珍しいと言えます。信託保全とは顧客（トレーダー）の資産を会社の自己資本と区別し、外部の金融機関に預けて保護する仕組みのことです。顧客の資金は「Doha Bank」で保管され、AXIORYの独断で引き出すことができない仕組みになっています。万が一、AXIORY社が破綻した場合、資金は監査機構（外部監査機関・会計士・弁護士など）名義で全額（入金額・確定運用損益・未決済評価損益）が戻ってくるため、安全性の高さは数ある海外FX業者の中でダントツと言えるでしょう。

NDD方式

AXIORYの信頼性が高い根拠として、取引にNDD（ノーディーリングデスク）方式を採用していることも挙げられます。NDD方式はトレーダーからの注文を直接インターバンク市場に流す方式です。スプレッドがDD方式よりも広くなりやすいというデメリットはあるものの、AXIORYのスプレッドは海外FX業者の中でもトップレベルの狭さです。透明性の高さとコストの低さを両立した取引環境が構築されていると言えるでしょう。

約定実績を公開

AXIORYは約定力が高いのもメリットのひとつで、約定率99.98%を誇ります。約定実績のデータを公式サイトで毎月公開しています。

約定スピード
スリッページ率
約定スピード vs. スリッページ率

公開されているのはこの3つです。どちらの数値を見ても非常に優秀なデータです。約定力に関するデータを公開しているFX業者は多くはありません。それだけ約定力に自信を持っているという証拠といえます。

約定力が高い理由

AXIORYのサーバーが設置されているのはEQUINIX（エクイニクス）社のデータセンターです。EQUINIX社は世界最大のITインフラ会社であり、世界44ヶ国以上に190ヶ所のデータセンターを持っています。信頼性も高く世界的大企業も利用しています。サーバーの設置場所を公開している海外FX業者もまた多くはなく、約定力の高さを判断する上で重要な指標となるでしょう。

口座タイプ

口座タイプは4種類

デモ口座を除くと、AXIORYには4種類の口座タイプがあります。

スタンダード口座
ナノ口座
テラ口座
アルファ口座

各口座タイプの違いは、スプレッドと取引手数料の有無、そして取引プラットフォームです。

スタンダード口座

AXIORYのスタンダード口座はSTP方式が採用されており、手数料が発生しません。

スプレッドが広め
取引手数料は無料

「ナノ口座」

既存のナノスプレッド口座が新たに「ナノ口座」へと名称変更されましたが、取引条件等は以前と同一です。手数料が発生する代わりにスプレッドが非常に狭くなっています。

スプレッドが狭い

MT5専用口座「テラ口座」

テラ口座はMT5に唯一対応している口座タイプのため、MT5を使いたい人は必然的にテラ口座となります。

取引条件はナノ口座と同じ
MT5を利用できる

現物株式・ETF専用口座「アルファ口座」

アルファ口座では、米国市場・欧州市場合わせて120種類以上の現物株式・ETFをMT5で取引できます。

株式取引の専用口座

取引プラットフォーム

取引プラットフォームは3種類

AXIORYで使用できる取引プラットフォームはMT4、MT5、cTraderの3種類です。口座タイプによって使えるツールが異なるため、希望の取引プラットフォームが対応しているかどうか口座開設の際に確認しておきましょう。

MT4

MT4は世界中で最も多くのトレーダーに愛用されている取引プラットフォームです。裁量取引、自動売買ともに高性能でバランスが良く、カスタマイズ性にも優れています。

MT5

MT5はMT4の後継として開発された取引プラットフォームで、よりスムーズに取引することができます。裁量取引をメインに行っている方向きといえます。

スキャルピングに最適のcTraderが利用可能

スキャルピングに特化した「cTrader」も利用できます。MT4に比べると利用者は少ないものの、豊富なテクニカル指標を搭載しており約定スピードにも定評があります。

取引条件

取扱銘柄

非常に取扱銘柄の数が豊富です。この商品数はAXIORYの強みと言えるでしょう。ただ、エネルギー・貴金属・株式のレバレッジ倍率に関してはかなり低水準といえます。

最大レバレッジ400倍・ゼロカット採用で追証なし

AXIORYは最大レバレッジ400倍、他の海外FX業者同様、ゼロカットシステムが導入されています。証拠金残高がマイナスになった後、24時間以内に自動的に実行されます。また、全ての口座タイプで共通してマージンコールは50%、ロスカット水準は20%に設定されています。

FX全通貨ペアのストップレベルがゼロ

AXIORYは全通貨ペアのストップレベルがゼロに設定されています。「ストップレベル」とは、指値注文や逆指値注文などの予約注文の際に最低限現在価格より開けないといけない値幅のことで、スプレッドに上乗せされる取引コストのようなものです。ストップレベルの設定値はFX業者によって異なりますが、できる限り低い方が指値注文や逆指値注文を入れる際に制約がなく、より自由度の高いスキャルピングを行うことが可能です。

ヒストリカルデータ

ヒストリカルデータとは過去の値動きをまとめたデータを指し、EA（自動売買）のバックテストで検証する際に必要不可欠なデータです。AXIORYではヒストリカルデータを公式HP上で無料ダウンロードすることができます。

認証サービス「Jumio」

AXIORYで口座開設する際は、セキュリティ強化の一環で「Jumio」という認証サービスにも登録が必要です。登録方法は口座開設後に顔写真がついた身分証明書をアップロードすれば完了です。

日本語サポート

AXIORYは公式サイトから取引ツールまで、全て日本語対応しています。またカスタマーサポートはメール・電話・ライブチャットの3種類あり、電話以外は日本語に対応しています。オペレーターは、一定の教育プログラムによって、十分な知識を備えています。高品質な日本人向けのサポートを受けられるので、海外FX初心者や英語に慣れていない人でも安心して利用することができます。